デイサービスの昼食代はいくら?介護保険との関係や注意点を解説
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デイサービス(通所介護)を利用するとき、多くの事業所で昼食が提供されます。
その際によく聞かれるのが「昼食代はいくらかかるの?」「介護保険で支払えるの?」という疑問です。
本記事では、デイサービスにおける昼食代の相場や支払い方法、介護保険制度との関係、注意点について詳しく解説します。
目次
デイサービスの昼食代は介護保険に含まれる?
結論から言うと、デイサービスの昼食代は介護保険給付の対象外 です。
介護保険でカバーされるのは、あくまでも「介護サービスの費用」であり、食事提供やおやつ代は「実費」として利用者が負担します。
デイサービスの昼食代の相場
昼食代は事業所ごとに異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
- 1食あたり:500円〜800円程度
- おやつ代:50円〜150円程度
栄養バランスを考えた日替わりメニューや、嚥下状態に合わせた「きざみ食・ミキサー食」に対応している場合もあります。
昼食代の支払い方法
多くのデイサービスでは以下の方法で昼食代を徴収しています。
- 月末まとめて請求
サービス利用料と一緒に翌月に請求されるパターン。 - その日ごとの現金払い
施設によっては利用日に直接支払う方式もある。 - 口座振替や引き落とし
利用料全体と一括して引き落としされるケース。
昼食代をめぐる注意点
1. 欠席時のキャンセル料
当日キャンセルの場合、昼食代が発生することがあります。事前に事業所の規定を確認しておくと安心です。
2. 特別食の追加料金
糖尿病食や嚥下調整食など、特別対応が必要な場合は追加費用がかかるケースがあります。
3. 行事食・イベント食
クリスマスやお正月など特別メニューの際は、通常より高い料金になることもあります。
家族が弁当を持参することはできる?
一部の事業所では、食物アレルギーや宗教上の理由で 弁当の持ち込みが可能 な場合があります。
ただし、食中毒リスクや管理体制の問題から「原則持ち込み不可」としている施設も多いため、必ず確認が必要です。
昼食代の負担を軽減する方法
- 高額介護サービス費制度
昼食代そのものは対象外ですが、介護サービス利用料が高額になった場合に家計の負担を抑えることができます。 - 自治体の助成制度
一部の市区町村では、昼食代や食事サービスへの補助制度を設けている場合があります。
まとめ
- デイサービスの昼食代は 介護保険の対象外 で、自己負担になります。
- 相場は 1食あたり500円〜800円程度、おやつ代が別途かかる場合もあります。
- 欠席時のキャンセル料や特別食の追加料金など、施設ごとのルールを確認することが大切です。
昼食は利用者の健康と楽しみを支える大切な要素です。費用やサービス内容を理解したうえで、安心してデイサービスを利用しましょう。