【最新】通所介護(デイサービス)のおすすめの本を紹介
デイサービスにおすすめの正月イベント|利用者に喜ばれるアイデア集

デイサービスでは季節ごとのイベントが利用者の楽しみの一つとなっています。その中でも特に盛り上がるのが「正月イベント」です。新しい一年の始まりを祝う行事は、利用者にとっても職員にとっても心温まる時間となります。
しかし、毎年同じ内容ではマンネリ化しがちで、「今年はどんな正月イベントを企画しよう?」と悩む職員も多いのではないでしょうか。
本記事では、デイサービスで実施しやすく、利用者が楽しめるおすすめの正月イベントのアイデアをご紹介します。
デイサービスで正月イベントを行う意義
正月イベントには単なる「レクリエーション」を超えた意味があります。
- 季節感を味わえる:お正月らしい雰囲気を楽しむことで生活にメリハリが生まれる
- 交流のきっかけになる:利用者同士が自然と会話し、コミュニケーションが活発になる
- 機能訓練の一環になる:遊びやゲームを通じて身体を動かし、認知機能や身体機能の維持に役立つ
- 家族の思い出とつながる:正月行事は誰にとっても懐かしい記憶を呼び起こすため、回想法的な効果も期待できる
おすすめのデイサービス正月イベント
書き初め大会
筆や筆ペンを使って新年の抱負や好きな言葉を書いてもらうイベントです。
- 紙や半紙を準備し、自由に書いていただく
- 作品をフロアに掲示し「作品展」を開催
- 握力や上肢のリハビリにもつながる
字に自信がない方でも、塗り絵感覚の「書き初め風プリント」なら気軽に参加できます。
福笑い大会
昔ながらの正月遊びとして人気の高い「福笑い」。
- 職員が大きめの台紙を準備し、顔のパーツを並べてもらう
- チーム対抗にすれば盛り上がりやすい
- 認知機能の刺激や手指の運動になる
笑いが絶えず、フロアの雰囲気が一気に明るくなります。
羽子板・紙風船ゲーム
実際の羽子板や紙風船を使うのもおすすめです。
- 羽子板は新聞紙で手作りしてもOK
- 紙風船を使えば怪我のリスクも少ない
- 体を動かすレクリエーションとしても効果的
「昔はよく遊んだ」という声が聞かれ、利用者の会話も弾みます。
おみくじ大会
「今年の運勢」をテーマにしたおみくじを引いてもらうイベントです。
- 手作りで「大吉・中吉・小吉」などを準備
- 「健康運」「笑顔運」「おしゃべり運」などユーモアを加えると盛り上がる
- 引いたおみくじを記念に持ち帰ってもらう
簡単にできて参加しやすいため、定番イベントとしておすすめです。
正月料理・おやつ作り
調理レクとして「ぜんざい」「おしるこ」「甘酒」などを作るのも人気です。
- 少人数でグループを作り、簡単な調理を担当してもらう
- 甘酒や紅白まんじゅうなどを用意してもよい
- 作業工程がリハビリや交流のきっかけになる
食事やおやつを通して正月らしさを実感できます。
新春ビンゴ大会
年始らしく景品付きで盛り上がるビンゴゲーム。
- 景品は駄菓子や日用品など小さなものでOK
- 正月にちなんだイラストを使った「新春ビンゴカード」もおすすめ
- 誰でも簡単に参加でき、参加率が高い
初詣ごっこ
外出が難しい利用者には、施設内で「初詣気分」を味わってもらう工夫を。
- 施設内に鳥居や絵馬を模した装飾を用意
- 職員が神主役や巫女役をして盛り上げる
- 健康や長寿を祈る場面を演出する
外出レクが難しい場合でも、雰囲気を演出するだけで利用者の満足度は高まります。
正月イベントを成功させるコツ
- 安全第一:転倒や怪我のリスクを減らすため、遊び道具は軽く柔らかいものを使用
- 全員参加型にする:見ているだけの人が出ないよう工夫する
- 職員も一緒に楽しむ:職員が盛り上げ役になることで雰囲気が和む
- 飾り付けを工夫する:門松やしめ縄、紅白幕を使えば一気にお正月らしくなる
まとめ
デイサービスの正月イベントは、季節感を味わいながら利用者同士の交流を深め、笑顔を増やす大切な機会です。
おすすめのイベント例としては、
- 書き初め大会
- 福笑い大会
- 羽子板・紙風船ゲーム
- おみくじ大会
- 正月料理・おやつ作り
- 新春ビンゴ大会
- 初詣ごっこ
などがあります。
「毎年同じでマンネリ化している」と感じている職員の方も、ぜひ新しい企画を取り入れてみてください。きっと利用者にとって思い出深い新年のスタートになります。
