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デイサービスの仕事に向いている人・向いていない人とは?特徴と適性を解説

介護職の中でも「日勤中心で夜勤がない」「利用者との交流が多い」といった特徴から人気が高いのがデイサービス(通所介護)の仕事です。
しかし、実際に働いてみると「思っていたのと違った」「自分には向いていない」と感じて辞めてしまう人も少なくありません。
では、どんな人がデイサービスの仕事に向いているのでしょうか?
逆に、どんな人は不向きなのでしょうか?
この記事では、デイサービスの仕事内容を踏まえながら、向いている人と向いていない人の特徴を詳しく解説します。
デイサービスの仕事内容を整理
まずはデイサービスの主な業務内容を確認しておきましょう。
- 送迎業務:利用者の自宅と施設を車で送迎
- 入浴介助:着脱・洗身・移乗など
- 食事介助・配膳:利用者の食事サポート
- レクリエーション企画・進行:ゲーム・体操・創作活動など
- 機能訓練補助:リハビリ専門職の指導に沿った支援
- 記録業務・申し送り:利用者の様子や介助内容を記録
このように、介護・生活支援・レクリエーション・運転と幅広い役割を担うのがデイサービスの特徴です。
デイサービスの仕事に向いている人の特徴
人と接することが好きな人
デイサービスは利用者と過ごす時間が長いため、会話や交流を楽しめる人が向いています。小さな変化に気づいて声をかけることができる人は、利用者や家族から信頼されやすいです。
チームワークを大切にできる人
少人数で協力しながら業務を行うため、協調性やコミュニケーション能力が求められます。職員同士で助け合える人は職場にとっても貴重な存在です。
明るく前向きな人
レクリエーションやイベントでは職員自身が盛り上げ役になる場面も多いです。明るく元気に利用者を楽しませられる人は、デイサービスにぴったりです。
体力に自信がある人
入浴介助や移乗介助は体力を使う仕事です。体を動かすことが苦にならない人や、健康管理ができる人は無理なく続けられるでしょう。
安全運転ができる人
送迎業務では、利用者を安全に送り届ける責任があります。慎重な運転ができる人、運転が好きな人もデイサービスに向いています。
デイサービスの仕事に向いていない人の特徴
コミュニケーションが苦手な人
利用者や家族、職員との会話が多いため、人と話すことが苦痛な人には負担が大きくなります。
協調性がなく単独行動を好む人
チームで連携する場面が多いため、自分のやり方に固執するタイプはトラブルにつながりやすいです。
急な対応が苦手な人
デイサービスでは、体調不良や送迎トラブルなど突発的な出来事が起こります。臨機応変な対応ができない人はストレスを感じやすいでしょう。
体力に不安がある人
入浴や移乗で腰や腕に負担がかかります。腰痛持ちや体力に自信がない人は長期的に働き続けるのが難しい場合があります。
運転が苦手な人
送迎業務が必須の事業所も多いため、運転が嫌い・苦手な人は働きにくいと感じることがあります。
デイサービスの仕事に向いているか迷ったときのチェックポイント
- 人と話すことが好きか
- チームで働くことに抵抗がないか
- 身体を動かす仕事にやりがいを感じるか
- 安全運転に自信があるか
- 利用者の笑顔や「ありがとう」に喜びを感じられるか
これらに多く当てはまる人は、デイサービスに向いている可能性が高いです。
まとめ
デイサービスの仕事は、利用者と楽しく過ごしながら生活を支えるやりがいのある仕事です。
- 向いている人:人と接するのが好き、協調性がある、体力や運転に自信がある人
- 向いていない人:会話や連携が苦手、体力や臨機応変さに不安がある人
向き不向きはありますが、大切なのは「利用者を大切にしたい」という気持ちです。介護未経験の方でも、前向きな姿勢と学ぶ意欲があれば十分に活躍できます。
