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通所介護の大規模型とは?特徴や小規模との違いをわかりやすく解説

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介護保険サービスである「通所介護(デイサービス)」には、規模に応じて「小規模型」「通常規模型」「大規模型」などの区分があります。

その中で「大規模型」とは、定員が多いデイサービスを指し、広い設備や多彩なサービスを提供できるのが特徴です。

この記事では、通所介護における大規模型の特徴や、小規模・通常規模型との違い、利用者や家族にとってのメリット・デメリットを解説します。

目次

通所介護の規模区分とは?

介護保険制度では、デイサービスの事業所は「利用定員数」によって区分されています。

  • 小規模型:定員18名以下(地域密着型に該当)
  • 通常規模型:定員19〜49名
  • 大規模型:定員50名以上

大規模型の中でもさらに細分化されており、利用定員数によって「大規模型Ⅰ」「大規模型Ⅱ」と分類されます。

通所介護 大規模型の特徴

1. 利用定員が多い

  • 50名以上 の利用者を受け入れ可能。
  • 大規模施設では1日あたり100名近い利用者が通う場合もある。

2. 設備や空間が充実

  • 広いホールや機能訓練室、浴室を備えている
  • 大型送迎車を複数台所有している事業所も多い
  • 医務室や静養室など、医療的ケアに対応した設備も整えやすい

3. 多職種スタッフが在籍

  • 看護師、理学療法士、作業療法士、介護職員などが多人数配置
  • 様々な専門職による多角的な支援が可能

4. 多彩なサービス提供

  • 個別機能訓練、集団体操、レクリエーション、季節行事など幅広い活動
  • カラオケや趣味活動スペースを備える場合もあり、利用者の楽しみが広がる

5. 介護報酬上の加算

大規模型は「規模による介護報酬の区分」があり、利用単価が通常規模型と異なります。
特に「大規模型Ⅰ」と「大規模型Ⅱ」では算定単位数が変わるため、事業所の運営上も重要な要素となります。

小規模・通常規模型との違い

項目小規模型(地域密着型)通常規模型大規模型
定員18名以下19〜49名50名以上
運営主体市町村指定都道府県指定都道府県指定
雰囲気アットホーム中規模、柔軟な対応大人数、賑やか
サービス内容個別対応が中心標準的なデイサービス多彩な活動・充実設備
メリット利用者との距離が近いバランスが良い専門職・設備が充実
デメリット医療連携や設備に限界あり中庸的人数が多く個別対応は難しい場合あり

大規模型デイサービスのメリット

  • 設備やプログラムが豊富で、選択肢が広がる
  • 医療職やリハビリ専門職が常勤しやすく、安心感がある
  • 同年代の利用者が多く、交流の機会が多い
  • 地域の中核的な介護サービス拠点としての役割を担える

大規模型デイサービスのデメリット

  • 利用者数が多く、個別対応が薄くなることがある
  • 人数が多いため、職員と利用者の距離がやや遠くなる
  • 自宅から施設までの送迎に時間がかかる場合がある
  • アットホームさよりも「施設感」が強くなりやすい

まとめ

通所介護の大規模型は、定員50名以上の大規模デイサービス を指し、
広い設備、多職種スタッフ、多彩なサービスを提供できるのが特徴です。

  • 小規模型は「家庭的・個別対応重視」
  • 通常規模型は「バランス型」
  • 大規模型は「設備充実・多彩なプログラム」

という違いがあります。
利用者や家族がデイサービスを選ぶ際には、「個別性を重視したいのか」「設備やサービスの充実度を重視したいのか」 という観点で検討するとよいでしょう。

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