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通所介護と地域密着型通所介護の違いとは?制度・対象者・規模をわかりやすく解説

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介護保険制度において「デイサービス」は大きく分けて 通所介護 と 地域密着型通所介護 の2種類があります。

一見すると似たサービスですが、運営主体や対象者、施設規模などに違いがあり、利用できる条件も異なります。

この記事では、通所介護と地域密着型通所介護の違いを整理し、利用者や家族が理解しやすいように具体例や比較表を交えて解説します。

目次

通所介護(デイサービス)とは?

通所介護とは、介護保険サービスのひとつで、日帰りで施設に通い 入浴・食事・機能訓練・レクリエーション などを受けるサービスです。

要介護1〜5の人が対象で、介護度に応じて利用時間や回数を調整できます。

主な特徴

  • 定員:通常は 19名以上 の施設
  • サービス内容:食事、入浴、機能訓練、送迎、レクリエーションなど
  • 運営:法人や社会福祉法人、医療法人など広域的に運営可能
  • 指定権限:都道府県

地域密着型通所介護とは?

地域密着型通所介護は、2006年の介護保険制度改正で導入されたサービスで、小規模デイサービス と呼ばれることもあります。
基本的なサービス内容は通所介護と同じですが、地域とのつながりを重視した形態です。

主な特徴

  • 定員:18名以下 の小規模施設
  • サービス内容:通所介護と同様(食事・入浴・機能訓練など)
  • 運営:地域に根ざした小規模事業者が多い
  • 指定権限:市区町村(地域密着型サービスの一部として位置づけ)
  • 対象者:原則として 施設のある市町村に住む要介護者

両者の違いを比較

項目通所介護地域密着型通所介護
利用対象者要介護1〜5要介護1〜5(同一市町村内に居住)
定員規模19名以上18名以下
指定権限都道府県市町村
運営主体社会福祉法人・医療法人など地域の小規模事業所が多い
サービス内容入浴・食事・機能訓練・送迎・レクリエーション基本は通所介護と同じ
特徴比較的大規模、安定した運営地域密着・少人数でアットホーム

通所介護と地域密着型通所介護の使い分け

通所介護が向いているケース

  • 多様なプログラムや設備を利用したい
  • 医療との連携を重視したい
  • 定員が多く、同年代の仲間との交流を楽しみたい

地域密着型通所介護が向いているケース

  • 自宅近くの小規模施設で安心して通いたい
  • 職員との距離が近く、個別対応を希望する
  • 大規模施設よりもアットホームな雰囲気を好む

まとめ

通所介護と地域密着型通所介護は、提供するサービス内容はほぼ同じですが、規模・対象地域・指定権限 に違いがあります。

  • 通所介護:19名以上の大規模、都道府県指定、広域的に利用可能
  • 地域密着型通所介護:18名以下の小規模、市町村指定、原則同一市町村内の利用者のみ

利用者や家族にとっては「施設規模や雰囲気」「通いやすさ」「求める支援内容」によって選ぶのがポイントです。

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