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放課後等デイサービスでやってはいけないこととは?利用者と施設を守るための注意点

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発達支援の拠点として多くの子どもが利用する「放課後等デイサービス」。

安心して利用するためには、事業所が守らなければならないルールや、絶対にやってはいけない行為を知っておくことが重要です。

本記事では、放課後等デイサービスで禁止されていることや、適切でない対応の具体例を解説します。

保護者にとっては「事業所選びの目安」に、職員にとっては「支援の質を高める指針」になるはずです。

目次

放課後等デイサービスでやってはいけないこと(制度上)

1. 不正請求(架空・水増し請求)

介護や福祉の分野で大きな問題となっているのが、不正請求です。

  • 利用していないのに請求する
  • 実際より多い日数・時間で請求する
  • 実施していない支援を「やった」として計上する
    これらは重大な法令違反であり、行政処分や指定取り消しにつながります。

2. 人員基準を満たさないまま運営

放課後等デイサービスには、児童発達支援管理責任者や保育士・指導員の配置が義務付けられています。人員を確保せず運営することは制度違反です。

3. 個別支援計画を作成しない

放課後等デイサービスでは、一人ひとりに合わせた 個別支援計画 を立てることが必須です。計画なしで活動を行うことは支援の質を損ない、制度的にも認められません。

4. 安全配慮の欠如

避難訓練の未実施や、安全基準を守らない送迎などは「やってはいけないこと」です。子どもの安全を第一に確保する責任があります。

子どもへの対応でやってはいけないこと

1. 体罰・暴言

いかなる理由でも、叩く・怒鳴るといった行為は子どもの権利侵害にあたります。厚労省や児童福祉法でも禁止されています。

2. 放置・ネグレクト

「見守りが薄い」「子どもを放置してスマホを見ている」といった対応は不適切です。安全や発達支援の観点から絶対に避けるべき行為です。

3. 子どもの個性を否定する

発達特性を理解せず「わがまま」「だらしない」と決めつけることは、子どもの自己肯定感を傷つけます。

4. 強制的な活動

無理やり課題に取り組ませたり、嫌がる活動を強制することも適切ではありません。支援は子どものペースに合わせる必要があります。

保護者対応でやってはいけないこと

情報共有を怠る

  • ケガやトラブルを隠す
  • 子どもの様子を十分に伝えない
    これらは保護者との信頼を大きく損ねます。

不適切な請求説明

利用料金や加算の内容を説明せず請求することはトラブルの原因になります。

家族の事情を無視

送迎場所や利用日数の希望を一方的に否定するのも避けるべきです。柔軟な調整と誠実な対応が求められます。

実際に問題となった事例

  • 架空請求による指定取り消し
  • 職員による暴言で保護者から苦情 → 行政指導
  • 安全確認を怠った送迎中の事故

これらはすべて「やってはいけないこと」を行った結果であり、利用者の信頼を失い、事業所存続にも関わります。

まとめ

放課後等デイサービスでやってはいけないことは、大きく分けて以下の3つです。

  1. 制度違反(不正請求・人員基準違反・計画未作成など)
  2. 子どもへの不適切対応(体罰・放置・強制)
  3. 保護者への不誠実な対応(情報隠し・説明不足)

これらを避け、子どもが安心して過ごせる環境を整えることこそ、放課後等デイサービスに求められる最も重要な役割です。

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