介護職あるある25選!~面白いものから辛いことまで~

介護職は高齢者の生活を支えるやりがいのある仕事ですが、日々の中には「思わず笑ってしまう面白いエピソード」から「心身ともに大変な場面」まで、さまざまな“あるある”が隠れています。
介護の仕事をしている人なら「わかる!」と共感できることがたくさんあるでしょう。
今回は、そんな介護職あるあるを25個紹介します。
これから介護の仕事を目指す方も、現場で頑張っている方も、ぜひ共感しながら読んでみてください。
介護職あるある【面白い編】
1. 利用者さんのユーモアに救われる
介護の現場では、利用者さんのユーモアにクスッと笑わされる瞬間がよくあります。ときには自分の年齢を冗談交じりに話したり、「あんたの方が年寄りに見えるよ!」と軽口を叩かれることもあり、疲れていても笑顔になれるのが魅力です。
2. 方言が強すぎて理解できない
地域によって方言が強く、最初は「え?今なんて言ったんだろう」と戸惑うことも。何度も聞き返しているうちに、自然と方言マスターになってしまうのも介護職あるあるです。
3. レクリエーションのネタ探しが大変
毎日のレクで「今日は何をしよう?」と悩むことは多いです。ネットや本で探したアイデアを試してみると、思った以上に盛り上がったり、逆に誰も参加してくれなかったりするのも“あるある”の一つ。
4. カラオケで昭和歌謡に詳しくなる
利用者さんの好きな曲を一緒に歌ううちに、自然と昭和歌謡や演歌に詳しくなります。若い世代なのに「北国の春」を完璧に歌えるようになった、なんて介護職員も少なくありません。
5. 利用者さんの名前を間違えて冷や汗
利用者さんが多いと、つい名前を呼び間違えてしまうことがあります。「私は○○さんじゃないわよ!」と指摘され、慌てて謝るのも現場では日常茶飯事です。
6. 季節イベントで仮装するのが当たり前
ハロウィンやクリスマスなど、行事では職員が仮装するのが定番。最初は恥ずかしくても、だんだん楽しめるようになり「今年はどんな衣装にしよう?」と自分からノリノリになることもあります。
7. 送迎中のご近所さんとの会話
デイサービスの送迎車に乗っていると、ご近所の方から「ご苦労さまです」と声をかけられることがよくあります。地域に密着していることを実感できる瞬間です。
8. 思わぬあだ名で呼ばれる
利用者さんから突然「あんたは〇〇ちゃんでいいや」とあだ名をつけられることがあります。最初は驚きますが、愛着の証として嬉しい瞬間です。
介護職あるある【大変・辛い編】
9. 腰痛との戦い
介護職といえばやはり腰痛。入浴介助や移乗でどうしても腰に負担がかかり、慢性的な腰痛と付き合っている人は多いです。
10. シフトが不規則で生活リズムが乱れる
早番・遅番・夜勤とシフトが不規則になりがちで、生活リズムを整えるのが難しいのも介護職あるある。休みの日はつい寝すぎてしまう人も多いです。
11. 利用者さんの体調変化に敏感になる
「今日は顔色が違う」「食欲がない」といった小さな変化に気づくのも介護職ならでは。責任感が強い分、気を張り詰めてしまうこともあります。
12. 記録業務が意外と大変
介護といえば身体介助のイメージがありますが、実は記録業務も大きな負担です。忙しい合間に記録を残さなければならず、残業の原因になることも少なくありません。
13. 夜勤中の眠気との闘い
夜勤は利用者さんのナースコールや巡回対応で気が抜けませんが、深夜帯はどうしても眠気が襲ってきます。コーヒーやガムで必死に眠気と戦うのも定番です。
14. 人間関係の悩みが尽きない
介護職はチームワークが重要ですが、職員同士の価値観の違いや連携不足が原因で人間関係に悩むことも多いです。小さなストレスが積み重なると大きな離職理由にもなります。
15. 利用者さんのご家族対応に緊張
利用者さんだけでなく、そのご家族からの要望や意見を受け止めなければならないのも介護職の仕事。クレームや無理なお願いに対応するのは精神的に大きな負担となります。
16. 思うように休みが取れない
人手不足の影響で希望休が通らなかったり、連休が取りにくかったりするのも介護職あるある。プライベートを犠牲にせざるを得ない場面もあります。
17. 利用者さんの看取りに立ち会う
介護職として避けられないのが看取りです。利用者さんの最期を見届けることは大切な役割ですが、精神的なショックも大きく、心に深く残ります。
18. 「ありがとう」の一言で救われる
大変な仕事の中でも、利用者さんやご家族からの「ありがとう」の言葉は何よりの励みになります。この一言で「また頑張ろう」と思えるのも介護職ならではです。
介護職あるある【日常編】
19. ユニフォームがすぐに汚れる
食事介助や排泄介助で、ユニフォームがすぐに汚れてしまうのは介護職の日常。替えのユニフォームが必須です。
20. 季節の移り変わりを肌で感じる
送迎や散歩で外に出る機会が多いため、季節ごとの風や景色を利用者さんと一緒に楽しめるのも介護職あるあるです。
21. 家族より職場の人と過ごす時間が長い
シフト制で勤務時間が長いため、家族よりも同僚と過ごす時間の方が多いと感じることがあります。職場は第二の家のような存在です。
22. 介護の知識が家庭でも役立つ
介護技術や認知症への対応方法など、仕事で学んだことが家族のケアや日常生活に役立つことも多く、「介護職をやっていて良かった」と思える瞬間です。
23. 行事準備が予想以上に大変
敬老会やクリスマス会など、行事の準備は思った以上に時間と労力がかかります。当日は達成感もありますが、裏方の大変さは介護職員だけが知る“あるある”です。
24. 同僚とのチームワークで乗り越える
忙しい現場でも「助け合い」があるからこそ乗り越えられることが多いです。チームの連携がうまくいったときは働く喜びを強く感じられます。
25. 利用者さんの笑顔が最高のご褒美
最後に、やはり利用者さんの笑顔が一番のやりがいです。どんなに大変な一日でも、笑顔を見られるだけで疲れが吹き飛ぶのは介護職員共通の思いでしょう。
まとめ
介護職の“あるある”は、笑えるものから胸が熱くなるもの、そして大変で辛い現実まで幅広く存在します。
日々の業務の中には苦労も多いですが、その分やりがいや学びも大きいのが介護の仕事です。
介護職を続けている人も、これから挑戦しようと考えている人も、「あるある」を知っておくことで仕事に対する理解が深まり、より前向きに取り組めるはずです。